引っ越しの多い転勤族のキッチンコンロ問題
転勤族の家具・家電選びはどのような物件に住んでも使いまわせるものを選ぶのが基本です。
その中でも特に迷うのは『ガスコンロ』『IHクッキングヒーター』のような過熱器選びです。
過熱器は特に厄介で、賃貸にもともと備え付けがある場合もあれば、何もない場合もありますし、プロパンガス物件も都市ガス物件もあります。
ガスコンロを中心に物件選びをするのはナンセンスですし、転勤族は多くの場合、物件をじっくり選ぶ時間がありません。
どのパターンでも対応できるのが『100VIHクッキングヒーター』です。
100VIHクッキングヒーターは物件を選ばない
ガス会社を選ばない
物件よって『都市ガス』『プロパンガス』と対応しているガスが違います。
ガスの自由化が始まりましたが、ガス会社の選択権は大家にあるので、賃貸の場合は借主がガス会社を選ぶことができません。
都市ガスのほうがガス代が安いので好まれますが、驚くことに特に田舎の場合都市ガスが通っていない地域もあります。
使わない場合も場所を取らない
賃貸物件にはもとからコンロがついている場合もあります。新しく用意をしなくていい分いいですが、元からもっている場合処分に対処に困ります。
転勤族の場合、次の引っ越し先で使う可能性も十分あるので捨てるのはためらいます。
多くの100VIHクッキングヒーターの厚さは2~3センチほど、たてて押し入れやクローゼットの奥にしまっておけば場所もとりません。
『100V』ならどんな物件も対応可
後つけのIHクッキングヒーターには「100V」か「200V」のものが多いです。もちろん200Vのもののほうが熱量が高く料理はしやすいです。
しかしながら、200V用の場合専用コンセントがなければ電気工事が必要になります。賃貸物件で工事はまずできません。
100Vであれば工事が必要になることはありません。
100VIHクッキングヒータ―のメリット
上記のように転勤族でも「引っ越し先のガス会社を選ばない」というのが最大のメリットではありますが、ほかにもメリットがたくさんあります。
掃除が楽すぎる
ガスコンロからIHに買い換えましたが、まず掃除が楽になりました。
平面ですので拭くのも簡単ですし、汚れも落ちやすいです。
それに対してガスコンロって五徳など洗わないといけないパーツが多すぎます。また構造的に掃除がしにくいのでどうしても汚れが蓄積してしまいます。
筆者が持っていたガスコンロの汚れですがひどいもんです。
作業スペースが増える
ヒーターを使っていない場合、ものを置いても問題ありません。
そのため作業スペースが増えます。賃貸物件はキッチンが狭い場合が多いので便利です。
100VIHクッキングヒーターのデメリット
やはり火力が弱い
当たり前ですが、使用電力が少ない分火力は弱いです。
実際に使ってみて火力の弱さは否めませんは思ったよりは不便はしていません。
当たり前ですが、使用電力が少ない分火力は弱いです。
魚焼きグリルがない
200VIHクッキングヒーターでは魚焼きグリルがついているものはありますが、100Vではありません。
フライパンでもお魚は焼けますし、トースターを所有していれば問題ありません。
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