出産費用の地域格差がものすごい
出産に関する費用は基本的に健康保険の対象外です。なので自由診療になります。
お産に関する出産一時金は健康保険からでるので全国一律ですが、
妊婦検診に関する助成金は、都道府県ごとに金額がことなります。
残念ながら都会のほうが自由診療の料金が高いにも関わらず補助金が少ないという傾向があります。
そのような現実があるなか私が第一子を出産したのは愛媛県です。
ランキングを見てもらえばわかりますが、47位が神奈川県、46位が愛媛県、45位が東京都と都心地域に挟まれて、地方なのに補助金が少ないというなんとも残念な地域です。
そんな地域で出産費用のある程度の自己負担額を覚悟していたのですが、予想に反してとても安く済みました。
【地方・愛媛県で出産】妊婦検診はいくらかかったの?
妊婦検診は自由検診なので、通う病院によるとしか言えませんが、私は愛媛県の町医者の産婦人科で32週までみてもらい、その後は出産予定の産院にうつりました。
妊娠周期 | 料金 | 備考 |
6週0日 | 2860円 | 妊娠検査薬で陽性確認後、妊娠確定の検診(補助金なし)経膣エコーで胎嚢の確認 |
7週2日 | 2030円 | 心拍確認1回目(補助金なし) |
8週2日 | 1650円 | 心拍確認2回目(補助金なし) |
9週2日 | 4600円 | 血液検査をする(補助金なし) |
13週2日 | 0円 | 母子手帳をもらうここからが補助金ありの検査 |
17週2日 | 0円 | |
19週2日 | 3010円 | |
23週1日 | 3870円 | |
24週2日 | 5000円 | 出産予定の産院にてスクリーニング検査(任意なので補助金なし) |
26週2日 | 3090円 | |
28週2日 | 690円 | |
30週2日 | 1130円 | |
32週2日 | 6300円 | 出産予定の病院に転院後の初診 |
34週4日 | 1000円 | |
36週4日 | 1600円 | |
37週6日 | 2620円 | 620円は便秘薬代 |
合計 | 39450円 |
38週で破水して産まれたので、2枚ほど妊婦検査の補助券があまりましたが、手出し分は4万円でおさまりました。
これでもこの地域では高いほうとされる病院でしたので、市民病院などで検診を受けれれていた方はもっと安くすんでいたのではないかと思います。
【地方・愛媛県で出産】分娩費用はいくらかかったの?
分娩費用はその地域ではお高め・きれい・料理がおいしい・エステなどのリラックスサービスがついているで有名な産院で出産しました。
個室を利用しましたが出産費用は476900円でした。
当時は出産一時金が42万円健康保険からでましたので、支払った差額は56900円です。
この話を地元の方にすると「あの高い病院で出産したんだ~すごいね」という反応で少し驚きました。
地元の人はほとんど市民病院で出産をしていて、団体部屋・平日の昼間など追加料金のかからない時間帯に出産できたなら30万円台後半で出産ができてむしろお金がかえってくるのだとか?
妊婦検診の公費負担額が少ない愛媛県ですが、そもそもの検診費用が安いので出費は少なかったです。
愛媛県で出産にかかったトータルの費用は?
愛媛県で出産した際にかかったトータルの費用(自己負担分)は妊婦検診が39450円と分娩費が56900円で96350円でした。
都内では自己負担分が高いので「出産に関するお金も健康保険に適応にしてほしい!という意見もあるようですが、愛媛県のような地方の場合は保険適応のほうがむしろ自己負担額が増えるケースも多いのではないかと思います。
地方で出産したほうがお得?デメリットも
地方で出産したほうが、金銭的にはお得なことが多いのは確かですが、困ることもたくさんありました。都内で産むか、地方の実家に里帰りするかなど悩まれているかたの参考になればと思います。
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