妊婦が風疹になると非常に危険!
妊娠初期(20週まで)に風疹にかかると胎児に感染し、赤ちゃんが難聴、白内障、先天性心疾患を特徴とする先天性風疹症候群をもって産まれてくる可能性があります。
とはいえ、妊娠してからでは風疹ワクチンを接種することができないので、事前のワクチンの接種、同居する家族も対策が必要です。
【江戸川区】妊娠を希望する家庭には風疹ワクチンの補助があります
現在、厚生労働省より風疹ワクチンの接種の機会がなかった昭和37年~昭和57年生まれの男性に対してはワクチンクーポンが配布されていますが、その他の方たちには補助がないです。
江戸川区で区独自事業として風疹抗体検査・風疹予防接種が行われています。
対象者は下記の通りです。
・妊娠を予定、希望している女性(19歳以上)
・妊娠を予定、希望している女性と同居している男性(19歳以上)
・妊娠している女性と同居している男性(19歳以上)
条件に当てはなる方は、指定医療機関で風疹抗体検査を実施後、風疹の抗体がないもしくは不十分だとされた場合、ワクチン接種を無料で受けることができます。
※ただし助成は1回限りです。
【体験談】風疹抗体検査を受けてきました
私の妊娠を機にこの制度を利用してみることにしました。
私はすでに妊娠中ということと、第一子の時に風疹抗体検査をうけており十分な抗体をもっていることを確認できたので、今回は夫がうけることになります。
手順としては、対象医療機関にて風疹抗体検査を受ける→風疹抗体があれば終わり、なければワクチン接種券を健康センターにもらいに行く→対象医療機関にてワクチン接種です。
まずは、対象医療機関に区の制度を利用して風疹抗体検査を受けます。
直接、医療機関に電話して予約をとりました。血液を採取し検査を行い、後日自宅に検査結果が届きます。
1~2週間後、自宅に風疹抗体検査の結果が届きました。
結果は【擬陽性】で、風疹感染予防には不十分なためワクチン接種が必要であるという結果でした!
おそらくこの制度がなかったら風疹抗体検査を受けることもなかったので、いい制度だなと思います。
十分な抗体があった方はここで終了です。
ワクチン接種の必要がある方は最寄の健康保険センターに風疹ワクチン接種券をもらいにいく必要があります。
健康サポートセンターは基本的に平日の日中しか空いてないので、仕事をしている人はなかなかとりに行くのが大変ではありますが、家族であれば代理で受け取ることができます。
・風疹抗体検査の結果
・身分証明書(ワクチンを受ける本人のもの)
・代理人が受け取る場合は代理人の身分証明書
今回は比較的平日自由に動ける私が代理で受け取ってきました。
簡単な書類に記入して、ワクチン接種券を受け取りました。
あとは、対象医療機関でワクチン接種で終了です。
コメント